King & Prince・永瀬廉が主演を務める日曜ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)の第4話が8月14日に放送された。冷酷非道な家康(小澤征悦)に対して武将たちが一致団結するが、裏切り者も出てくる展開に。そんななか、みやび(山田杏奈)を守るべく一喝した信長(永瀬)のかっこよさが目を引いた。(以下、ネタバレがあります)

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■家康の凶暴な作戦に武将たちが戦々恐々

同ドラマは、甲斐谷忍の漫画「新・信長公記ノブナガくんと私~」(講談社)が原作。戦国武将のクローン高校生たちが集結した2122年の学校を舞台に、「旗印戦」と称した戦いで学園のてっぺんを目指して大暴れする“学園天下獲りエンターテインメント”となる。

主人公・織田信長を永瀬、クラスで唯一武将ではない女子高生で学級委員長日下部みやび山田杏奈豊臣秀吉をなにわ男子・西畑大吾、明智光秀を萩原利久、上杉謙信を犬飼貴丈、伊達政宗三浦翔平武田信玄を満島真之介、黒田官兵衛を濱田岳、徳川家康を小澤征悦が演じる。

第4話は、天下を獲ると宣言した信長の真意をクラスメイトの武将たちが探るなか、家康は「誰かを倒す」との旗印を提出。誰がいつ狙われるか分からず、戦いに備えにくい家康の戦法に武将たちがざわついていると、2年生が倒された。そして、すぐに家康は新たに同じ内容の旗印を出すというストーリーとなった。

■家康に対抗するため、手を組む武将たち

旗印戦のルールでは、旗印を掲げた側が負けた場合、二度と旗印を出すことができずに脱落することになる。そのため、家康に勝つには、家康からの指名を受けて勝つことが絶対条件。そこで、黒田は、クラスメイト間で戦いをして脱落者を出すことなく、ポイントを倍々にしてく作戦を提案。信長は、ポイント倍々=PBB作戦と名付けた。

しかし、裏切者がいることが発覚。疑心暗鬼になった武将たちを鎮めるため、みやびは「占いで裏切者を突き止めました」とうそを付く。だが、そのうそもバレてしまう。

■信長が目指す“和の心”とは?

武将たちに責め立てられるみやび。そんなとき、信長が「だまれ、うつけども!」と一喝。「みやびはクラスを一つにまとめるために策を打った。クラスのために、つきたくもないうそをついた。俺を含めてこの中に、みなのためを思って動いたやつは一人でもいるか。みやびただ一人だ!それを責める権利が貴様らのどこにある?頭を冷やせ」。

守るべきものを守り、いざというときに動ける強さ。そんな信長に対し、SNSには「かっこいい」の文字があふれる反響に。

幼いころケンカをしたとき、母から「争いからは何も生まれないの。相手を思いやる、和の心を持ちなさい。手は誰かに力を振るうためにあるんじゃない。手を取り合い、心を一つにするためにあるの。自分の身をささげてでも手をつながせるの。きっと和の心があなたの人生を豊かにしてくれる」と言われていた信長。

ただ、実際にどうしたらいいのかはまだ分からない信長は、みやびに「少しだけ近づけた気がする、和の心に」と語った。

動き始めた信長。また、家康にも接触する黒田など、戦国時代さながら“はかりごと”をめぐらすクラスメイトの武将たち。誰が裏切るのかハラハラする物語はますます盛り上がりを見せ、今回もタイトルがTwitterのトレンド1位に浮上。トレンド入りは4週連続となった。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

永瀬廉“信長”と山田杏奈“みやび”/(C)ytv