King ＆ Prince・永瀬廉が主演を務める日曜ドラマ「新・信長公記～クラスメイトは戦国武将～」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系) の最終回となる第10話が9月25日に放送。信長(永瀬)たちと学園の理事長・別府ノ守(柄本明)との最終決戦が描かれ世界トレンド1位に輝く反響のなか、信長に“恋”していた本多忠勝(阿部亮平)の告白にも視聴者が沸いた。(以下、ネタバレがあります)
【写真】実際の鹿の角をモチーフにした兜をイメージした髪型の阿部亮平“本多”
同ドラマは、甲斐谷忍の漫画「新・信長公記～ノブナガくんと私～」(講談社)が原作。戦国武将のクローン高校生たちが集結した2122年の銀杏高校を舞台に、「旗印戦」と称した戦いで学園のてっぺんを目指して大暴れする“学園天下獲りエンターテインメント”となる。
主人公・織田信長を永瀬、クラスで唯一武将ではない女子高生で学級委員長の日下部みやびを山田杏奈、豊臣秀吉をなにわ男子・西畑大吾、明智光秀を萩原利久、上杉謙信を犬飼貴丈、伊達政宗を三浦翔平、武田信玄を満島真之介、黒田官兵衛を濱田岳、徳川家康を小澤征悦が演じる。
最終話で描かれたのは、旗印戦の裏で江戸幕府を復活させたいという野望を抱いていた理事長・別府ノ守(柄本明)との決戦。
信長をはじめ特進クラスの生徒たちが団結して戦う姿は、20万ツイートを超える反響を呼び、タイトルが日本のみならず、世界トレンド1位となり、友情と青春の物語が幕を閉じた。
■信長への恋心がダダ洩れだった本多…
本作では、信長と秀吉、上杉と武田、黒田と竹中重治(栁俊太郎)など、史実の関係性も背景にしながらのアツい友情の描写が物語を盛り上げてきた。
そんななかで注目されていたのが、本多の信長への恋心だ。
第1話で、教室でスルメを炙っていた信長に因縁をつけて腹にパンチして倒した本多。信長は「たぶん骨をやった…」とつぶやき、本多に保健室に運べと命じた。だが、実際に骨が折れたのは本多で、それをクラスメイトたちの前で言わなかったことと、「しっかり傷を治せ」と頬を触れながら言われたことで恋心に火がついたようだった。
すると、第2話では調理実習の時間に甘党の信長のために砂糖多めにした卵焼きをハート形＆花を飾って振る舞ったり、嬉々として流しそうめんを手伝ったり。第3話では、みやびの占いのアドバイスで、好物の干し柿をプレゼントする場面も。
そして第8話では、戦いを挑んできた高校に捕らわれたみやびと家康を助けるためにクラスメイトたちが総力戦を繰り広げるなか、敵のアジトに信長と共に乗り込んだ本多は「俺に任せろ。これは俺の気持ちなんだ。真っ直ぐぶつかるしかできねぇからさ」と先陣を切った。しかし、強敵にすぐに叩きのめされてしまうも、さらに身を投げ出して挑んだことで信長が敵をやっつけることができた。そんな本多を信長は史実でも言ったとされる「花も実も兼ね備えたような男だな」と評した。
その後、みやびと家康を奪還できたのだが、なんといつしか、鹿の角を模した兜をイメージさせる本多の髪型がハート形に！
そうした恋心が、第9話でクラスメイトたちにバレていたことも描かれたが、視聴者の間でも応援する声が上がっていた。
■本多「心の底からお前を愛してる！」
そうして迎えた最終回。別府ノ守との決戦のため、信長の元に駆け付けた秀吉らクラスメイトたち。
別府ノ守が18歳までしか生きられない武将クローンであることに「お前らの人生にはな～んの意味もない」と吐き捨てたが、「われらの人生は“真の友”を得た」と返した黒田に続いて、1人1人がこれまでの旗印戦に挑むなかで育んできた友情を語っていた。
そのなかで本多は「信長！心の底からお前を愛してる！」と告白。すると信長は「俺もだ、本多」と答え、さらにほほ笑みながら「愛してるぞ。最高の友だ」と続け、本多は「我が人生に意味を得たり！」と、涙を浮かべて喜んだ。そのときの髪型もハートになっていたように見えた。
そんな様子に視聴者からは「良かったねぇ」「感動した」「おめでとう」と祝福が相次ぐ反響に。
信長に恋する本多のキュンとさせる一幕は、まさに青春の一ページとして、本作の見どころの一つだった。
最終回はTVerにて放送後から1週間無料配信、またHuluでは全話を配信中。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
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