吉川愛、倉悠貴、ヒコロヒーが、3月30日(木)に放送される特集ドラマ「忘恋剤」(夜11:15-11:44、NHK総合)に出演することが分かった。同ドラマは、思い出を忘れられる薬“忘恋剤(ぼうれんざい)”を試す2人の未来を描くオリジナルドラマ。

【写真】吉川愛“相川葵”の別れた恋人役を演じる倉悠貴

■あらすじ

相川葵(吉川)には、5年間付き合った小林景(倉悠)との間に、忘れられない苦い思い出があった。葵の会社の先輩・奈緒(ヒコロヒー)は、彼と別れてからなかなか前を向けずにいる葵を心配し、とある薬を彼女に渡す。その名も「忘恋剤」。これを元恋人同士で服用すれば、出会ってから別れるまでに2人が共有した記憶をきれいさっぱり消せるという。

半信半疑の葵だったが、景の家に荷物を取りに行った晩、「忘恋剤」を試してみることに。いかにも怪しいその薬は、棒状でお菓子のような見た目をしている。互いで両端をくわえ、中心に向かって同時に食べていくというおかしな説明に従い、服用していく2人。薬が効き、その過程で呼び起こされる記憶に2人の心は揺さぶられていく。

■相川葵役・吉川愛コメント

このお話は5年間という長い年月を共に過ごしてそれでも合わないところがあり、付き合いを辞めてしまった2人のお話です。主人公の葵ちゃんの大ざっぱな性格がまるで自分を見ているようでした。タイトルにある、忘恋剤とはなんなのか。私は欲しいような、欲しくないような気持ちになりました。倉さんとは「おちょやん」ぶりに出演できてとてもうれしく思います。久しぶりに大阪のNHKにお邪魔させていただいて癒やされてました。倉さんとすてきな作品にしていきたいと思います。是非たくさんの方に見ていただきたいです。

■小林景役・倉悠貴コメント

「おちょやん」以来の久しぶりのBKドラマ、若く熱意のあるチームに参加できてうれしく思っています。吉川さんとは実際に共演するのは初めてになりますが、長い時間を共に過ごした、葵と景の空気感を丁寧に作っていけたらと思います。とても愛おしいものでありながら、時に日常の妨げにもなる記憶。そんな「記憶」を大切に描いた作品になればと思います。

■若松奈緒・ヒコロヒーコメント

若くて才能ある脚本家を始めとした生きのいいチームでの作品づくりになりそうだなと思っています。私はドレスを着るシーンがあるため、背中をよく洗ってから参加しなければなりません。頑張ります。

吉川愛/※提供写真