5月4日(木)放送の「勝利の法廷式」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)第4話「CASE4『正義』」に、大学生・村山翼(むらやまつばさ)役として奥野壮、刑事・北見昌彦(きたみ・まさひこ)役として淵上泰史、検察官・堀内英典(ほりうち・ひでのり)役として阪田マサノブが出演。闇バイトにまつわる事件を描く。

【写真】真剣にタブレットに向き合う高橋優斗“蒼”

志田未来が女性弁護士役に挑戦

同作は、親友を冤罪(えんざい)から守ることができず殺人犯にしてしまった女性弁護士・神楽蘭(志田未来)が、子役時代に培った演技力を生かしながら、謎の脚本家・黒澤仁(風間俊介)の力を借りて現代社会の闇を暴く、完全オリジナルの“劇場型リーガルミステリー”。

闇バイトの裏側にある恐るべき真実とは?

蘭は、ある特殊詐欺事件で逮捕された大学生・翼の弁護を担当することに。翼は詐欺の末端である“受け子”で、一人暮らしの高齢者からキャッシュカードを騙し取ろうとしたのだ。

接見のために警察署を訪れた蘭と蒼(高橋優斗)は、刑事の北見から翼が容疑を否認していると聞かされる。翼は蘭と蒼に、求人サイトで見つけたアルバイトに応募して指示通りに仕事をしただけで詐欺とは知らなかったと語る。

翼は、高額報酬に釣られた若者が知らないうちに詐欺に加担させられる“闇バイト”に手を染めてしまったと思われた。翼が何も知らなかったと立証できれば、罪には問われない。蘭は「一緒に頑張りましょう」と翼を励ます。

しかし、黒澤は蘭に、闇バイトをやっている人間のほとんどが詐欺と認識しているのが現実だと告げる。翼がうそをついているのではないかと疑う黒澤に対して、蘭は翼の無実を信じていた。

日本の刑事裁判の有罪率は99.9%であり、起訴されて刑事裁判になれば勝ち目はない。蘭たちは不起訴処分に持ち込む方針で、調査を進めるも思うように運ばない。そして翼は起訴され、蘭たちは 0.1%の可能性に賭けるしかなくなる。

■遺影を抱く謎の青年は一体何者なのか

そんな中、第一回公判が開かれる。黒澤は、傍聴席で女性の遺影写真を見ている青年・大貴(岩井拳士朗)に気付き不審に思う。証言台に立った翼は起訴状の内容を否認し、詐欺の認識はなかったと改めて主張。

蘭は黒澤の台本に従って翼への質問を重ね、裁判は蘭たちの想定通りに進むかと思われた。しかし、検察官の堀内から衝撃の事実が明かされ、翼を救うための筋書きが根底から覆された蘭は行き詰まってしまう。

高橋優斗の高は正しくは「はしご高」

「勝利の法廷式」第4話では、志田未来“蘭”らが特殊詐欺事件の闇に挑む/(C)YTV