京成電鉄（千葉県市川市）は10月31日、子会社の新京成電鉄（鎌ケ谷市）を2025年4月1日に吸収合併すると発表した。同日開催の取締役会で決議した。

新京成電鉄は主に千葉県北西部の京成津田沼〜松戸駅（全24駅）を走る「新京成線」を運営する会社で、2022年9月1日に京成電鉄の完全子会社となっていた。合併の目的は、さらなる経営の効率化を図るものだという。

吸収合併の発表は、Xでは驚きをもって受け止められ、特に新京成線の名称の行方にも関心が注がれており、さまざまな「予想」もされている。

「京成新京成線」や「旧新京成線」などが候補としてあげられるなか、そのうちの「京成松戸線」が一時、トレンドに入った。

京成電鉄は同日、弁護士ドットコムニュースの取材に「新京成線の名称については、まだ何も決まっていない」と答えた。

名称を残すことも含めて、変更について検討を進めていくという。公募など決定の方法もまだ検討している。

「新名称に関心が寄せられていることは認識しております」（経営統括部）