ビジネスエンジニアリング株式会社(東京都千代田区、取締役社長:羽田 雅一、以下「B-EN-G」)は、グローバルで自動車、バイク向けクラッチを製造・販売する株式会社エフ・シー・シー(以下FCC)の中国拠点、佛山富士离合器有限公司(代表取締役:谷川 昌志)に、ERPパッケージ「mcframe」の自動車業界向けテンプレートをベースとした生産管理システムを導入しました。同テンプレートの開発および導入支援は、B-EN-Gの中国現地法人(B-EN-G上海)が行いました。同テンプレートは、B-EN-G上海が2018年に初版をリリースし、その後お客様のご要望を取り込みながら改版を重ね、4社目の適用事例となるFCC佛山様案件では「生産計画・購買計画のバージョン(履歴)管理機能」が追加されました。

また、以下サイトにて導入事例記事を本日公開しました。

■事例紹介ページURL: https://www.mcframe.com/case/fcc

佛山富士离合器有限公司では主にホンダ車の中国市場向けの四輪クラッチを製造しています。自動車大国である中国では、自動車部品メーカーは完成車メーカーの近くに拠点を置いており、効率の良い生産性が求められています。更に、EV先進国でもあり、地元のメーカーも台頭してきている中、更なる生産性の向上につなげるべく、現地のニーズを適切に把握し、スピーディに提供できるB-EN-G上海のテンプレートを有したmcframeを採用しました。今回のmcframe導入プロジェクトは、内部統制を主眼として、作業の効率化や現地でのシステム運用体制の構築を目指してスタートが切られました。

■導入前の課題を解決

プロジェクト開始前に設定された課題は、mcframeの自動車業界向けテンプレートの活用により、スムーズに解決することができました。

・ヒューマンエラーの回避: 製造工程などに手作業が多く、非効率であるとともにヒューマンエラーが発生する可能性もあり、業務体制の改善が望まれていました。

・ 属人的業務からの脱却: 各種データ(マスタ情報、生産能力、在庫情報)は特定の担当者しか最新情報を把握できない状態で、内部統制の面も含めて多くの弊害が生じていました。

・ 現地スタッフによる体制構築: 今後のグループの発展を目指すには現地スタッフによる拠点運営を目指す必要がありました。システム面でも同じことが言え、現地スタッフだけでもシステムの活用・運用ができる体制の構築を目指しました。

システムの導入後は、作業効率がアップし、1日あたり約9時間の間接工数削減を達成することができました。また、属人化や内部統制も改善され、システム運用体制も整備することができました。

mcframe採用の理由

グループ初のパッケージ導入という事で、選定作業が慎重に行われましたが、製品と支援体制を考慮した結果、mcframe+B-EN-Gをご採用いただきました。

・ 業務要件に適した自動車業界向けテンプレートにより、追加開発工数を抑えたパッケージシステム導入を実現できる

・ B-EN-G上海の業務に寄り添った提案力と支援体制

■お客様のコメント

mcframeの自動車業界向けテンプレートを活用することで、パッケージの作り込みを減らし、効率的にシステム導入できました。生産管理と実績管理で従来別々に管理されていたデータが1つのシステム上でつながるようになったほか、全員が常に正確な最新データを閲覧できる状態になりました。

日本の情報システム部からはリモートでの支援となったにも関わらず、予定通りのスケジュールと予算での導入となり、今後の海外拠点へのシステム導入のお手本となる成功事例となりました。

mcframeについて

mcframeは、生産・販売・原価管理を中心として、海外向けERP、IoTやPLM製品なども備えた、ものづくりデジタライゼーションを推進する自社開発のパッケージソフトウェアです。1996年のリリース以来、四半世紀にわたり日本のものづくりによりそい、1,500を超える企業とそのグループ会社に導入されています。

組立加工からプロセス、大企業から中堅・中小企業、国内から海外まで、充実した標準機能と高い柔軟性を特徴として、多くの製造業の課題解決を支援しています。

mcframeの詳細は https://www.mcframe.com/about をご覧ください。

■ビジネスエンジニアリング株式会社について

ビジネスエンジニアリングは、製造業を中心としたお客様のデジタル変革をITで支援しています。IT企画からシステムの構築、導入、運用にわたるコンサルティングおよび支援サービス、ならびに自社開発のパッケージソフトウェア「mcframe」の販売、導入で豊富な実績を有しています。また、基幹業務システム(ERP)やサプライチェーン(SCM)、IoT等で蓄積されたデータを活用して、システムの高度化やカイゼン活動をお手伝いしています。中国(上海)、タイ(バンコク)、シンガポールインドネシアジャカルタ)、アメリカ(シカゴ)の5ヶ所に海外子会社を有し、海外進出企業に対しても、日本と現地でよりそいながら製品やサービスを提供し、お客様の経営課題を解決しています。

ビジネスエンジニアリング株式会社の詳細は https://www.b-en-g.co.jp/ をご覧ください。

【当報道に関してのお問い合わせ窓口】

ビジネスエンジニアリング株式会社 経営統括本部 広報グループ

電話:03-3510-1619 / E-mail:kouhou@b-en-g.co.jp

【当サービスに関してのお問い合わせ窓口】

ビジネスエンジニアリング株式会社 プロダクト事業本部 営業本部 

電話:03-3510-1616 / E-mail: mcframe@b-en-g.co.jp

*本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。

配信元企業:ビジネスエンジニアリング株式会社

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