ムロツヨシ

14日、ムロツヨシがトークバラエティ番組『だれかtoなかい』(フジテレビ系)の新MCに就任。中居正広と軽妙なトークを繰り広げた。

ただ、ムロのMCは「期間限定」になる可能性が囁かれていて…。

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■放送から1年でMCが2回交代

もともと、『だれかtoなかい』はダウンタウン・松本人志と中居の番組『まつもtoなかい』として昨年4月にスタートした。松本と中居が「会わせたい」と思う著名人2人をマッチングさせ、対面トークやパフォーマンスを行う番組だった。

ただ、松本は一連の騒動により、今年1月8日に芸能活動休止を発表。2月4日の放送回から番組名を『だれかtoなかい』に変更し、松本の後任に嵐・二宮和也が就任したが、3月31日をもって卒業した。

そして14日の放送回から、ムロが新MCを務めている。

 

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■MC就任のウラで起きた「ドタバタ劇」

14日の放送で、ムロは新MCオファーを受けた経緯に関して、事務所の車で移動中に受けたと明かしていた。2月4日には番組のゲストとして出演していた彼がなぜ、新MCに起用されたのか。

ある制作会社関係者は、「あのドラマ」の影響が大きいと指摘する。「当初、ムロさんは日本テレビの4月クールの連続ドラマで主演を務めることが決まっていました。そのドラマは小学館原作の漫画『たーたん』の実写化作品だったのですが、『セクシー田中さん』の原作者である芦原妃名子さんが亡くなった問題で制作中心に。別のドラマが制作されることになったものの、ムロさんは自ら降板を申し出たそうです。連ドラのために空けていた約3ヶ月間のスケジュールが白紙になったため、『だれかtoなかい』のMCも引き受けることができたのでしょう」(制作会社関係者)。

ドタバタの舞台裏があったようだ。

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■MCとしての評判も上々

ムロは2015年7月から9月に放送されたバラエティ番組『カクガリ君!~確率をガリガリ勉強して幸せになろう~』(TBS系)や12年から15年のラジオ番組『スパカン!』(文化放送)などでMCを務めた経験がある。業界内でも、ムロのMCスキルは高く評価されているようだ。

「トーク力が高く、過去には映画の舞台挨拶で司会を立てずに一人で場を進行したこともあります。また、ムロさんは大御所から若手俳優、お笑い芸人など交友関係が広いので、MCとゲストのマッチングトークを繰り広げる『だれかtoなかい』のコンセプトにも合うでしょう」(前出・制作会社関係者)。

今後、どんなゲストが出演するか期待される。

 

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■「異例の事態」関係者の心配

初回の放送で、「やるからには、だれかtoなかいが、ムロtoなかいになるまで頑張ります」と意気込みを見せていたムロ。ただ、ムロのMCは「期間限定」になる可能性があるという。

「毎年、ムロさんは多くのドラマや映画に出演しています。3ヶ月間の連ドラの撮影が入ると、スケジュール的に両立するのは難しいでしょう。松本さんの件があったとはいえ、放送開始から1年で番組名が変わり、MCが何度も交代するのは異例です。頻繁にMCが代わると、視聴者が定着しない恐れもあります」(前出・制作会社関係者)。

今後、『だれかtoなかい』はどんな方向に進むのか──。

 

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『95』(テレビ東京系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。

ムロツヨシ、『だれかtoなかい』MCは期間限定か 「異例の事態」関係者から心配の声