チョコレートプラネットがMCを務めるバラエティ「超町人!チョコレートサムネット」(毎週日曜夕方16:25-17:25 メ〜テレTVerで2週間見逃し配信中)。2組のサムネハンター(調査隊)が東海地方の様々な町を訪れ、出会った人々の“サムネイルになりそうな要素”を発掘する番組だ。4月21日の放送では、武井壮山之内すずサムネハンターとして登場し、愛知県碧南市での‟超町人”探しのロケに挑んだ。

【写真】「鬼瓦の概念を変えた男」ほか、超町人完成サムネ写真館

■百獣の王・武井壮がアームレスリングで惨敗

今回の舞台は愛知県碧南市。穏やかな三河湾に面し温暖な気候が特徴の街。昔からその気候を生かしたニンジン栽培が盛んで、全国から注文が殺到するカラフルにんじんが大人気!さらにフライパンをはじめとした鋳物(いもの)も有名で歴史と伝統を感じさせてくれる中、近年では全国トップクラスの財政健全度を誇ることから「住みやすい街」としても注目されています。そんな碧南市に、武井壮山之内すずの2名がサムネハンターとして降臨。

まずは、山之内が碧南市にある 100円で乗れるゴーカートメリーゴーランドなどが人気の明石公園で‟超町人”探しを開始。バルーンアートのパフォーマーからもらった風船の花束を娘からプレゼントされたという父親と遭遇。山之内は「めっちゃ素敵」と言いながらその娘の元へ行き、プレゼントした時の動画を視聴。心温まる映像に長田庄平は「幸せ満開やん!」とコメントし、「親孝行すぎた5歳児」という可愛らしいサムネが完成。

続いて、碧南中央駅を探索中の武井は、過去にスポーツ番組で対戦したという男性と遭遇。男性が「アームレスリングの大会で全日本2位になった」と伝えると、武井は「2位だからまぁ…」と微妙な表情に。長田は「いや!スゴいでしょ」とツッコミを入れるが、武井自身が日本陸上競技選手権大会の十種競技で日本一、世界マスター陸上競技選手権大会で世界一を獲得しているためサムネの判断基準が厳しくなっているようだ。これまでサムネにする基準がユルかったこともあり、松尾駿は「珍しいタイプの人が来たね」とコメント。その後、この男性とアームレスリング対決をした武井はあっさりと負け、「百獣の王完敗!碧南最強の男」というサムネが完成した。

再びVTRに戻ると、山之内が住宅街で大きな恐竜の置物を飾っている一軒家を発見。最初は留守だったが、どうしても気になった山之内は少し時間を空けて再びその家を訪問。すると、さっきは何も着ていなかった恐竜がセーラー服姿になっているという楽しいサプライズが待っていた。「ウソやろ!めっちゃおもろいやん!」とテンションが上がった山之内は、家主の男性に直撃取材を開始。38万5千円で購入したアロサウルスの置物を2022年から庭に飾っており、季節や行事に合わせて仮装させているという。“アロちゃん”という名前を付け、衣装を手作りしている男性の言葉に山之内もチョコプラの二人も驚きの表情を見せていた。

■山之内のリアクションに「やってない?これ大丈夫?」と疑うチョコプラ

武井は住宅街で、小学校の教師をしながら合間でビーチバレーの練習をしているという男性を発見。その男性がこれから練習に行くことを伝えると、武井は「スパイクの強度でサムネか決めます」と発言。その言葉にチョコプラの二人は期待でワクワクした様子を見せる。ビーチコートに到着すると、この男性とペアを組んでいるという会社員に興味津々の武井は、二人のプレーを見てどちらがサムネに相応しいか決めたいと厳しい言葉を投げかけた。長田は「アスリートに関してはオラオラになる」と武井の態度にツッコミを入れるが、好プレーを見せた会社員の方をサムネに認定した武井。これにはチョコプラの二人も苦笑いだった。

その後、街で鬼瓦の職人と遭遇した武井は職人の工房を訪問。屋根に乗せる瓦だけでなく、植木鉢やヘルメットなど奇想天外な鬼瓦が次々と登場し、驚く武井。“くだらなくて笑える一品”で日本一を決めるくだらないものグランプリで賞を獲ったOniPhoneや、商品として販売している鬼瓦ティッシュケース、ヤクルト専用の格納容器など珍しい鬼瓦を作るこの職人には、「鬼瓦の新境地」というサムネが与えられた。

一方、山之内は漁港付近で焼きそばの製麺所を発見。スラスラと製麺の過程を説明する社長に「カンペ読んでるんちゃうかな?」と思わずポロリ。材料から工程まで全てにおいてこだわった麺で作った焼きそばは、哀川翔など芸能界のファンも多いという。まずはシンプルな見た目の素焼き麺を試食した山之内は、大きな瞳をキラキラさせながら「うま!」と一言。すると「やってない?これ大丈夫?」「俺はやってると思う」と山之内のリアクションを怪しむチョコプラの二人。さらに山之内は「ヤバい。これ以外食べられへんくなる」と悶絶しながらおろしポン酢で味付けした素焼き麺を完食。

山之内に対して疑り深いコメントを連発したチョコプラの二人は、キッチンカーでスタジオに駆けつけた製麺所の素焼き麺を実食。一口食べた瞬間に「うま!」と大興奮し、「ごめんねすずちゃん」とカメラに向かってぺこりと頭を下げるのだった

TT兄弟も驚きのスゴ技を披露する世界レベルの兄弟が登場!

続いて、住宅街を探索中の山之内は、巨大な建造物を発見。その建造物を所有する家主に話を聞くと、「あれはBMXのフリースタイル・パークという競技をするための練習場です」と答えた。BMXのフリースタイル・パークは、東京オリンピック2020の正式種目になった若者に人気のスポーツ。家主の9歳と6歳の息子が練習場で華麗な技を見せると、山之内は「かっこよすぎる!」と大興奮。そして「目指すはオリンピック BMX未来のモンスター発見」というサムネが完成した。

続いて、住宅街で「息子が世界チャンピオン」だと話す男性と遭遇した武井。大学生の長男はべグレリと呼ばれるギリシャ発祥のスキルトイで世界2位を勝ち取ったという。その時の動画を見て驚いた様子の武井のもとに、今度はコマ回しの世界チャンピオンになったという次男が現れ、スゴ技を披露。VTRを食い入るように見ていたチョコプラの二人は思わず拍手し、「世界でワンツー!妙技を極めた兄弟」というサムネが完成。

スタジオにはべグレリ世界2位の長男が登場。チョコプラの二人はギャップトランスファーという技に挑戦するも、あまりの難しさに「見てる人はわからないと思うけど本当に難しい」と苦笑い。そしてMVC(街のNo.1超町人に与える称号)を決める際に、目の前でスゴ技を披露したべグレリの達人である長男の名前を呼んだ松尾。「誰もやってない技を極めてるのはすごいかっこいい」とコメントして番組を締めた。

今回、サムネの基準が厳しい武井の言動を絶賛したり、素焼き麺をおいしそうに食べる山之内を疑いの目で見るなど、視聴者の目線に寄せたコメントで盛り上げたチョコプラ。彼らの冷静なツッコミや愛あるいじりが番組のおもしろさを倍増させていることは間違いない。今後もサムネハンターとチョコプラが生み出す楽しいケミストリーに期待したい。

「超町人!チョコレートサムネット」4月21日(日)放送回より/(C)メ〜テレ