束縛行動は、度を超えてしまうと、相手は我慢の限界に達するリスクも出てきます。 今回は、周りに嫌がられる束縛行動を紹介します。

交友関係への過干渉

「『合コンや2人きりのデートはやめて』と頼まれるのはわかるけど『女性との連絡先を消去して』ってのは無理があるよ。特に、彼女自身が男友達と2人で遊んでるときもあったから、そんな彼女とは離れました」(29歳) 相手が築いてきた人間関係に口を挟むことは、度が過ぎていると気づくべきです。 相手のすべてをコントロールするわけにはいかないことを理解しておくことが大切です。

細かい報告を強要する

「母親が過干渉です。『どこで誰と遊ぶのか教えて』っていうのは、納得するけど、約束したことを伝えてるのに『まだ終わらないの?』『本当に友達と?』『すぐ返信してよ』って頻繁にLINEが来るのはダメだね」(20歳) 予定を知りたがることには理解を示してくれる人もいるかもしれません。 しかし、情報を共有したうえで何度も確認を求められると、信用されていないと感じかねません。

行動を制限する

「同居している義母は、私が出かけるたびにイヤミを言うので自由に外出ができません。そんなある日、夫が義母に内緒で家族旅行をしようと言ってくれました。しかし現地で、義母と仲よしの親族とたまたま出くわしてしまい声をかけられ、終わった…と思いました」(36歳) 制限されることで、相手はずっとストレスを抱え続けることになります。 このような状態が続くと、嘘をつかれるという悲しいことになってしまうこともあるようです。

パートナーに対する信頼不足

度が過ぎた束縛は関係をこじらせてしまう原因になります。 相手への信頼が欠けてしまうと、どんどん溝が深まっていくことになりかねません。 「自分は大丈夫」と過信せず、過度な束縛行為から一歩引いてみることで、よりよい関係が築けるかもしれません。 (愛カツ編集部)