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自宅に届いたら、すぐにPCゲーム三昧!
ソフマップで購入できるデザイン性も優れたBTOパソコン

 ゲーミングPCを初めて購入したい、もしくは新調したいといったとき、どのようなスペックにすべきか迷う人は多いだろう。よりよいスペックを望みたいところだが、そこは予算との戦いがあるので、極力コストパフォーマンスに優れた仕様にしたいはずだ。

 自分でひとつひとつパーツを買い集めてPCを自作する方法は、予算に合わせた好みのパーツの組み合わせが可能な一方、ある程度知識が必要となるため、特に初心者だと手を出すには慎重にならざるを得ない。パーツの相性問題が発生する可能性もあるためやっかいだ。

 その点、メーカーやPCショップが提供しているBTOマシンなら安心して購入できる。自作PCと同様に予算に合わせつつ多くのパーツの組み合わせから選択して注文できるうえ、自宅に届いたらすぐに使える。

 そんなBTOマシンとして、ソフマップが販売する「Sofmap BTOシリーズ(2024モデル)」が最新スペックを組み合わせて購入できるようになった。ゲーミングデスクトップPC「STORM」には「新界」シリーズや「鏡界」シリーズといった、ガラスパネルを多用した魅せるPCケースを採用した、デザイン性の高いシリーズがある。今回紹介したいSofmap BTOシリーズ(2024モデル)は、より多くのパーツの組み合わせを提供して、さまざまな予算やニーズに応えられるものとなっている。

最新第14世代インテルCoreシリーズ+RTX 40 SUPERシリーズを広く選択可能

 Sofmap BTOシリーズ(2024モデル)の特徴は、その選択肢の広さだ。まずPCケースはブラックとホワイトの2種類が用意されている。左サイドにガラスパネルを採用し中身が見えるようになっているため、ゲーミングデスクトップPCならではの“魅せる”仕様になっている。

 フロントには、吸気用3連ファン、リアには排気用ファンがひとつ備わっており、CPUクーラーは簡易水冷とサイドフロー型空冷のCPUクーラーから選択可能。上面もメッシュ状になっているため、簡易水冷の場合は、上面に冷却用ファンが取り付けられる。空気の通り道がしっかりしているため、GPU用クーラーを含めても効率よく冷却できる。サイズは200(W)×440(D)×465(H)mmのミドルタワーで、Phanteks製だ。

 簡易水冷のCPUクーラーはソフマップオリジナルで、ラジエターのサイズは240×120mmの2連ファン。ポンプ駆動部分は液晶表示になっている。

 CPUは、第14世代Core i9-14900KFを筆頭に、下記の表の通り6モデルから選べる(2024年4月30日現在)。ここは価格差が大きいので予算によっては選択肢がかなり絞られるだろう。

 マザーボードは、エムエスアイコンピュータージャパンMSI)の「B760M GAMING PLUS WIFI」か「PRO Z790-A MAX WIFI」を採用。2023年モデルはWi-FiやDDR5メモリーに対応していなかったが、2024年モデルでは対応する製品をチョイスしている。マザーボードは選択したCPUによって変わり、Core i9-14900KFなど製品名に“K”が付くモデルなら後者になる。

 グラフィックボードには、INNO3D製のNVIDIA GeForce RTX 40シリーズが選択できる。選択肢は以下の表の通り(2024年4月30日現在)で、こちらも価格差が大きいので、予算によっては選択肢が限られるかもしれないが、ゲームをプレイするには重要なパーツとなるので慎重に選びたい。こちらもPCケースの色に合わせてブラックとホワイトが用意されており、統一感が図れる。

 メモリー容量は、16GB/32GB/64GBから選択可能だが、CPUによって選択肢が変わる。CrucialのDDR5-4800のタイプが採用されている。また、ストレージもCrucialのNVMe PCIe4.0×4接続のM.2 SSD「P3 Plus」を搭載。容量は1TBと2TBから選択できる(メモリー、ストレージとも2024年4月30日現在)。

 背面左上には、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)対応のType-A×2、USB 3.2 Gen 1(5Gbps)対応のType-A×2、USB 2.0対応Type-A×2、2.5GbE対応の有線LANポートなどを搭載。Wi-Fi 6EおよびBluetooth 5.3用アンテナを取り付け場所もある。またDisplayPort端子、HDMI端子については、グラフィックボードとして搭載しているINNO3D製のNVIDIA GeForce RTX 40シリーズ側のものを利用する。

 キーボードマウスは、有線タイプなら背面のUSB 2.0対応Type-A、無線タイプならBluetooth 5.3でつなぐようにすると、USB 3.2 Gen 2対応のType-A、USB 3.2 Gen 1対応のType-Aに最新のUSB機器をつなぐ余裕を作りやすい。またWi-Fi 6Eに対応しているため、Wi-Fi 6E対応ルーターを利用している方なら高速なネット接続を満喫できる。“オンラインゲームで遊ぶなら有線LAN接続”という方なら、2.5GbE対応の有線LANに対応している点はうれしいポイントだろう。

 そのほか、電源は750W/850W/1200Wと選択したグラフィックボードによって電源容量が変わる(自動選択され、指定できない)。いずれもCWT製の80 PLUS GOLD取得モデルだ。

Core i7にRTX 4080 SUPERの組み合わせでかなりの爆速

 今回評価にあたってお借りしたモデルのパーツ構成は次の表の通りで、ソフマップドットコムの「Sofmap BTOシリーズ(2024モデル)」で実際に購入できる。価格は45万3000円(2024年4月30日現在)の組み合わせだ。

CPU性能を測る『Cinebench R23』、CPU・GPU性能を測る『Cinebench 2024』

 早速、各種ベンチマークテストで試用機の性能を見ていこう。まずはCPU性能を測る『Cinebench R23』、CPU・GPU性能を測る『Cinebench 2024』を実行した。デフォルト設定の10分回したときの値としている。なお、今回のベンチマークテストでは電源設定を「最適なパフォーマンス」として、MSIのアプリ『MSI Center』にある「User Scenario」で「エクストリーム」の設定にして計測している。

 まずはCinebench R23では、マルチコアが「29988pts」、シングルコアが「2067pts」といずれも文句なしのスコアを叩き出している。購入予算との相談になるものの、Core i9-14900KFを選択すればさらに“高み”が見えるだろう。

 Cinebench 2024の結果は、GPUスコアが「27096pts」、CPUのマルチコアが「1698pts」、シングルコアが「120pts」だ。Core i9-14900KFの場合マルチコアが2000pts超え、シングルコアが130pts程度なので、こちらもなかなかいい成績を収めている。

PCの総合力を調査できるベンチマークPCMark 10』

 続いて、アプリを実行したときの性能を測る『PCMark 10』を実行した。

 結果は、総合スコア「9622」と非常に高い値を記録した。詳細を見てみると、やはりグラフィックス系アプリでの作業スコアが高く、全体を押し上げているようだ。この結果ならゲームはもちろんクリエイティブ系やビジネス系アプリも難なくこなせる。

3D描画の性能を測る『3DMark

 3D描画の性能を測る『3DMark』では、DirectX 11対応の「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」、DirectX 12対応の「Time Spy」「Time Spy Extreme」「Speed Way」、Direct X Raytracing対応の「Port Royal」の7種類を実行した。

 結果は、「Fire Strike」で5万を超え、激重な「Speed Way」でも約7500を記録。ゲームにもよるものの、4K解像度でも十分快適にプレイできるレベルだ。また、レイトレーシングの「Port Royal」も1万8000を超えており、ゲームだけでなくクリエイティブな作業でも活躍するはずだ。

ゲーム系のベンチマークテストでも性能をチェック!

 次に試したのが、ゲーム系のベンチマークテストだ。まずは3Dゲームとしては重めの『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク』。試用機がパワフルなことは3DMarkの結果を見ても明らかなので、グラフィックスの設定は「高品質」とし、画面の解像度をフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3842160ドット)のフルスクリーン表示で計測している。

 結果は、高品質で4K解像度でも「12182」というスコアと「非常に快適」の評価を得られている。標準品質だと、WQHD以下の解像度ではほぼ頭打ちの状態のようだ。これなら、4K解像度で高品質でも十分快適に楽しめるだろう。

サイバーパンク2077

 続いて、レイトレーシング設定が可能なゲームとして『サイバーパンク2077』のベンチマークテストを実行した。グラフィックスの設定は「レイトレ:ウルトラ」とし、画面の解像度をフルHD、WQHD、4Kのボーダレスウィンドウ表示で計測している。

 結果は、4K解像度で平均フレームが「85.36fps」を記録。最低fpsでも「76.28fps」なので、この設定でも楽しめるはずだ。レイトレーシング性能も十分に高いことが分かる。ただFPSゲームであるため、フレームレートを重視するなら画面解像度を落とすか、グラフィックス設定を少し見直したほうがいいかもしれない。

 ベンチマークテストを実行して気づいた点が、かなりの負荷がかからないと冷却ファンの音が大きくならないため、冷却性能は高いのだろう。これならヘッドホンをつけずにスピーカーでもゲームを楽しめそうだ。

予算に合わせたPCを組みやすいSofmap BTOシリーズ(2024モデル)

 今回評価した試用機は、グラフィックボードとしてNVIDIA GeForce RTX 4080 SUPERを搭載しており、選択できるモデルの中で最高峰に近いものだ。そのため、Core i7のK付きモデルではなくても4K解像度でゲームをプレイできるレベルのかなり良好な結果が得られた。

 また、WQHD解像度でも十分という人なら、NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERを選択して、メモリーを32GBにするだけで、価格は32万9800円(2024年4月30日現在)とよりお手頃になる。Sofmap BTOシリーズ(2024モデル)はパーツの選択肢が多いので、予算に合わせて組み合わせよう。ソフマップドットコムではパーツを選択すればすぐに価格が表示されるので、予算にあった選択肢を見つけやすい。

最大11%を付与!? ポイントサービスを活用して液晶ディスプレーキーボードマウス、ヘッドセットを狙ってみよう

 Sofmap BTOシリーズ(2024モデル)を検討している人に強くオススメしたいのが、「ソフマップ プレミアムCLUB会員」を活用することだ。

 ソフマップでは、店頭またはオンラインショップで登録できるソフマップ会員(無料)とは別に、ソフマップ プレミアムCLUB会員(入会対象は18歳以上、年会費1078円)に登録できる。年会費はソフマップ店頭またはオンラインショップで1年に1度、商品の購入または月額サービスを利用すると無料になる。また特典としては優待ポイントが用意されている。その内容は、商品購入時の1%ソフマップポイント付与、ソフマップガジェットやPC、家電製品などを買い取ってもらう際の買取金額がいつでも10%アップというものだ。

 申し込みにはひと手間必要なものの、例えばソフマップ会員に対して10%が付与される製品の場合、ソフマップ プレミアムCLUB会員なら合計11%のポイントをゲットできる。店頭またはソフマップドットコムで次回買い物をする際に増えたポイントの分だけお得に購入できるのは、ASCII.jp読者なら見逃せないメリットだろう。

 今回検証したSofmap BTOシリーズ(2024モデル)の構成なら、ソフマップ会員の場合は4万5300ポイント、ソフマップ プレミアムCLUB会員なら4万9830ポイントが付与される計算だ(2024年4月30日現在)。これだけあれば、画面サイズが24型前後の液晶ディスプレーならポイントだけで購入できる。普段なら手が出しにくい高価格帯のゲーミングキーボードマウス、ヘッドセットなどを狙うのも手だ。

 なお、商品を分割支払いで購入したいという方には「JACCSショッピングローン」が用意されている。最大36回まで無金利で購できるため、今回の検証商品についても月々1万2500円から(36回払いの場合)の購入が可能だ。

プレミアムプランなら破損+火災+水濡れも対象、ソフマップならではの長期保証サービスにも注目だ

 実は、ソフマップならではといえるサービスはもうひとつある。それが「プレミアムプラン」(プランM)と「スタンダードプラン」(プランS)というふたつの長期保証サービス(有料)で、購入時にどちらかを選択できる(保証なしも指定可能)。プレミアムプランはソフマップ プレミアムCLUB会員限定のサービスで、保証期間は最長5年間。メーカー修理保証と同等の保証に加えて、破損+火災+水濡れも保証される。スタンダードプランは、ソフマップ会員、ソフマップ プレミアムCLUB会員が対象。PCの場合の保証期間は最長3年間。保証内容はメーカー修理保証と同等だ。PCは決して安い買い物ではないので、万が一のトラブルに備えて長期保証サービスに加入しておきたい。

 Sofmap BTOシリーズ(2024モデル)は、ショップメーカーの安心とこだわりが詰まったモデルだ。ゲーミングPCをこれから買いたい初心者はもちろん、より良いゲーミング環境を手に入れたいのなら、ポイントや長期保証といった充実したサービスも含めてぜひ検討してほしい。

純白のコスパ最強ゲーミングPCを目指せ! ソフマップの「STORM」BTOパソコンを実機レビューだ