中国ポータルサイトの網易に9日付で掲載された記事によると、7日の台北発サンフランシスコ行きエバー航空機内で、座席をめぐって男性乗客2人が口論となり、激しい乱闘に発展した。

離陸してから約3時間後に、男性のうちの1人が、絶えず咳き込んでいた隣の乗客に腹を立て、空いている席を探して座ったところ、数分後にその席の乗客が戻ってきたため口論となり、すぐに激しい乱闘に発展した。

女性客室乗務員が通路にいた男性の1人を後ろからつかんで引き離そうとしたが、男性の肘打ちを頭に受けた。乗務員がなんとか緊張を和らげると、座っていた男性が席から飛び起きてパンチを繰り出した。

2人が通路で殴り合いをする中、乗客の悲鳴が聞こえたが、乗務員が他の乗客の助けを借りて最終的に2人を引き離した。口論は約11時間のフライト中、断続的に3時間続いたという。

機長は直ちにサンフランシスコ航空警察に通報し、到着後に警察官が当事者を連行した。

エバー航空は、乗務員の対応を高く評価し、適切な奨励金を支給すると表明した。(翻訳・編集/柳川)

7日の台北発サンフランシスコ行きエバー航空機内で、座席をめぐって男性乗客2人が口論となり、激しい乱闘に発展した。