昨年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)でグランプリを獲得し、その後3ヶ月で120本ものテレビ番組に出演したお笑いコンビ・霜降り明星。
そんな彼らが、11日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演。生放送で起こったアクシデントについて明かし、話題になっている。
■ディレクターからボケを提案された
実力が発揮できず「失敗した」「全く手応えがなかった」と思う番組をランキング形式で発表した2人。その中で最低評価を付けたのが『めざましテレビ』(フジテレビ系)だった。
同番組には、熱心に2人を世話してくれる石田さんというディレクターがおり、出演する度に「私が考えたボケ、やってよ」などと提案してくれるお茶目な人柄なのだそう。
普段は、打ち合わせの段階で「(ボケを)変えちゃっていいよ」と言ってくれる石田さんだが、あるとき「これだけは絶対に変えないで!」と、2日間かけて考えた渾身のボケを提案されたという。
■意味不明な内容で大事故に…
しかし、石田さん渾身のボケは、せいやが幾度台本を読み返しても「意味不明」な突拍子もないものだった。2人が「変更できないか」と持ちかけるも、「これだけはごめん!」と言われてしまい、せいやは石田さんを信じて腹をくくる。
いざ本番、アナウンサーから「スキャンダルについてどう思いますか?」と振られたせいやは、台本どおり突然立ち上がり、カメラに向かって…
「まるでハリウッド・スキャンダル~ 28枚目に出した、郷ひろみさんのシングルです」
と、石田さん渾身のボケを披露。しかし、突拍子もない言動にスタジオの空気は凍りつき、生放送で大スベり。カンペを持っていた石田さんも全く笑っておらず、あわや大事故となってしまったようだ。
■ファン「せいやさんでも無理ある…」
若きM-1王者の苦い経験に、視聴者からは同情の声も寄せられている。
「石田さん、なんで自信あったんだろ。今の時代にハリウッドスキャンダル」
「石田さんひどいな笑」
「ハリウッドスキャンダルは粗品さんでも難しいだろ…」
「霜降り面白いなー。ハリウッドスキャンダルのくだり見てたけどほんと意味わからなかったよな、あのコーナー」
しかしながら、このエピソードトークはスタジオを沸かせ「面白い」「笑った」との反響も。
■約7割の人が「失敗を引きずりがち」
しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,354名を対象に「失敗を引きずってしまうか」調査を実施したところ、「よくする」「まあまあする」「たまにする」を合わせた「失敗を引きずってしまいがち」な人は、全体で約7割にのぼった。
多くの人が失敗を引きずってしまう中、そのエピソードを「笑い」として昇華させてしまうあたり「さすがお笑い芸人」である。
なお、石田さんはこのエピソードを披露することは快諾しているそうで、若き才能あふれる2人を応援する石田さんの思いは形を変えて「爆笑」を誘ったようだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年9月29日~2017年10月2日
対象:全国20代~60代の男女1354名(有効回答数)
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