池袋を舞台に描かれたオリジナル長編アニメ映画「君は彼方」が11月27日(金)に公開。ティザーポスター、特報映像が解禁となった。

【写真を見る】松本穂香が主人公・澪を、瀬戸利樹を幼なじみの新を演じる

本作は、芸術、映画、そして漫画、アニメーションの街として新しさの中に、どこか懐かしいレトロな部分も持ち合わせている街・池袋を舞台に描かれる青春ファンタジー。

監督・脚本・原作を務めるのは、長編劇場アニメーション作品が本作で初となる瀬名快伸。「第10回山形国際ムービーフェスティバル2014」では、短編アニメーション作品「奇魂侍」で山形県知事賞を受賞。同作品はアニメーションの国際映画祭であるフランスの「アヌシー国際映画祭」にも出展された。

また、監督・脚本だけでなく漫画の執筆、「刹界エイトレイド」では主人公の声優も担当するなど、マルチな才能で活躍を見せる新進気鋭の監督だ。

そして、本作で努力や面倒なことが嫌いで日々を何となく生きている主人公・澪(みお)を松本穂香が、澪の幼なじみ・新(あらた)を瀬戸利樹が、それぞれの声優を務める。

■ 松本穂香がナレーションも担当

今回解禁された特報では、澪にとって大切な“日常”が突如、交通事故によって奪われてしまう、物語の始まりが描かれている。

これから、澪はどうなるのか？　そして、まだ伝えられていない新への思いは？

いまだ作品の全貌は明かされていないが、リアルな街並みに反し、澪が空から落ちてくるシーンも垣間見えるなど、不思議な物語をも予感させる。

また、本映像のナレーションも松本が担当。新へ伝えられなかった澪の思いを透き通るような声で繊細に表現し、見るものに語りかける。

さらに、あわせて解禁されたティザーポスターには湾曲した池袋・東口の駅前にたたずむ澪と新の姿が。本編ではサンシャインシティ水族館や、いけふくろうなど、おなじみのスポットも登場する。

■ ストーリー

澪(松本穂香)は幼なじみの新(瀬戸利樹)のことが気になっているが、気持ちを伝えられず微妙な関係を続けていた。

ある日、ささいな友人の言葉をきっかけに二人はけんかをしてしまう。澪は仲直りをしようと雨の中、新の元へ向かう。しかし、その途中で交通事故に遭ってしまう。

意識を取り戻した澪が目を開けると、そこには不思議な世界が広がっていた。（ザテレビジョン）