落語家の春風亭小朝(65)が、11月2日からインスタグラムを開始している。まだ投稿は少ないが“Instagram開設記念”と題した秘蔵写真も公開されており、25歳の時に行われた真打昇進披露口上の舞台写真は大変貴重な1枚だ。

今年春、スポーツや芸術などの分野で功績のあった人に贈られる紫綬褒章を受賞した春風亭小朝。また現在放映中のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』では、坂東玉三郎演じる正親町天皇の弟で天台宗のトップに登りつめ、織田信長と対立する僧侶“覚恕(かくじょ)”を演じることでも話題になっている。大河ドラマは『篤姫』(2008年)『軍師官兵衛』(2014年)に続いて3作目となる。『軍師官兵衛』で明智光秀を演じた小朝が、今回は光秀(長谷川博己)の敵役を演じることに感慨深いものがあったようだ。このように小朝にとって2020年は、大きな節目の年になったようである。

また11月に入り、公式インスタグラムをスタート。『春風亭小朝 shunputei_koasa Instagram』の最初の投稿は、新たな活動の背中を押してくれたカメラマンとのツーショットである。この撮影中は「ワンオクのTakaさんのお話で盛り上がってました」とのことだ。

次にInstagram開設記念“秘蔵写真その1”は、AKB48メンバーと一緒に並んで撮った写真である。小朝は自ら認めるほど“年甲斐も無くAKB48に夢中”になっていた時期があり、特に大島優子の大ファンだったことでも知られている。今回の写真に彼女の姿はないが「御覧下さい! 柏木由紀さんの計算されつくしたポージングを!!」と横山由依岡田奈々らに囲まれて中央に立つ彼は本当に嬉しそうだ。

“秘蔵写真その2”は、25歳にして36人抜きで真打に昇進した披露公演で、今は亡き林家彦六さん、立川談志さん、先代林家三平さん、そして師匠である先代春風亭柳朝さんに見守られながら口上を述べる若き日の小朝の姿だ。この頃の小朝はテレビのバラエティ番組に引っ張りだこで、『笑ってる場合ですよ!』『オレたちひょうきん族』でレギュラーも務めていた。また1980年代後半には時代劇『三匹が斬る!シリーズ』で人気を博し、俳優としての評価がぐんと高まったのだ。

この貴重な写真に、コメント欄では「わぉ! 気絶しそう」「凄いメンバーですね」「三平さんや談志さんのなつかしいおかおが!!」「皆さんお若くて、顔ぶれがすごいですっ」と歓喜の声が寄せられている。これからも春風亭小朝の豪華な人脈を垣間見ることができる秘蔵写真がインスタグラムに投稿されるのが楽しみである。

画像は『春風亭小朝 2020年11月5日付Instagram「Instagram開設記念の秘蔵写真その2」、2020年11月2日付Instagram「カメラマンのogataさんに背中をおされてついにインスタを始めることになりました」、2020年11月4日付Instagram「Instagram開設記念 秘蔵写真その1」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび

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